◇0:38 EC-CUBEのカスタマイズで必須のディレクトリ「src、html、app」を解説 ◇3:23 controller、repository、entityはどんな役割を担ってる?
前回の#02では、EC-CUBEの管理画面を見て、どの機能がどんな役割を担っているのか説明をしました。
また、画面を自在にカスタマイズするためにも、管理画面からの作業だけでなく「TWIG」というファイルを直接書き換えれるようになるべきだという話で終わりました。
そこで今回は、画面表示につながる「TWIG」ファイルの存在を確認するうえで、EC-CUBEがどんなプログラムで動いているのか「ディレクトリ」と「ファイル」の構成を見ていきます。
カスタマイズで重要なディレクトリ
EC-CUBEのカスタマイズで主にさわることになるディレクトリは「src、html、app」となります。特に「app」は今後の動画でも中心となるディレクトリなので、覚えておきましょう。
src
EC-CUBEを動かす基本的なソース(php、twigなど)を格納しています。
- Controller
画面と内部の処理をつなぐ役割をしているファイルを格納しています。 - Repository
Controllerなどからの命令でデータベースを操作する処理をまとめたファイルを格納しています。 - Entity
データベースの項目とデータの出し入れを定義し、Repositoryとデータベースをつなぐ役割をしているファイルを格納しています。 - Resource
画面を構成するファイルを格納しています。
- locate
多言語翻訳をしてくれるファイルを格納しています。
- template
画面表示に直接関わってくるファイルを格納しています。
表示に関する修正をする際に最も触る頻度が高いディレクトリになります。
(実際には「app」内のtemplateでの作業となります。)
twigファイルはこの中に格納されています。
html
画面表示に関わるリソースファイル(js、css、画像ファイルなど )を格納しています。
app
設定ファイルやプラグイン、EC-CUBEをカスタマイズするPHPコードなど、アプリケーションごとに変更されるファイルを格納する場所です。
EC-CUBEのカスタマイズで最も中心となるディレクトリです。
twigファイルとは?
画面を構成するために中心となるファイルです。
twig独自の書き方だけでなく、htmlでコーディングすることができます。
cssやJavaScriptを記載することもできます。
難しいところや分からないところがありましたら画面下のコメント欄へお気軽にご質問ください。